ブログネタ
F1以外のモータースポーツ に参加中!
遅ればせながら、読ませていただきました。
2006年4月発行、「レーサーの死」黒井 尚志 氏 著 双葉社
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川合稔、風戸裕、鈴木誠一、福沢幸雄、高橋徹、小河等各選手など、
亡くなった原因や経過が、ソフト/ハード両面から、
当時関わった方々の生々しい言葉で語られます。
冒頭のアイルトン・セナ選手の放送エピソードよりもむしろ
国内で活躍した彼らが残したもの、今に繋がるものを認識することができます。

正直申しますと読むのが怖くて、封印(放置ともいいますが)していました。
先日、本を整理していたら出てきたので、思いきって読んでみたところ、
客観的にいろいろな歴史や発祥を知ることができて、勉強になりました。

インターネットの情報は基本的に無料ですがそのぶん無責任な情報も
大量にあります。本というのはそれよりはるかに濃い、厚い内容であり、
偏ったり、嘘であふれたものであっては、投資する意味がありません。

たしかに本のタイトルは重くて、読んで暗い気分になったら
どうしよう、と心配になる方も多いでしょう。でも、

モータースポーツに憧れている、
モータースポーツの観戦にはよく行く、
これからモータースポーツに関わってみたい、

という方々には特にお勧めしたい1冊です。

あぁこの人が!
この場所が!
この会社が!
と客観的に歴史を知ることができるので、また明日からの
印象や見方も変わってくるかもしれません。

モータースポーツとは、どうしても、
マシンを駆使する人が中心に見えてしまうことがありますが決してそうではなく、
あくまでもチームで活動するスポーツであり、高度な技術や信頼で成り立つものだと
いうこともよくわかります。

よろしかったらご一読ください。