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先日ありがたく機会に恵まれて読ませていただいた本です。

1968年のバイク世界一周旅行」大迫 嘉昭(おおさこ よしあき) 氏 著
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1968年、北米の留学先を辞して、東へ向けて旅立ち、ヨーロッパからインド経由で
7ヶ月かけて日本へ帰国されたときの記録。
当時の世界情勢も生々しく知ることができる、貴重な内容になっています。

いまどき旅行というと、まずパソコンやスマホで地名をササッと検索、
「危険」の文字でも見つけた際には、このへんはやめて他の◯◯にしようとか、
そこもちょっと危険だけど有料ガイドがいれば大丈夫かも、とか
まだ行ってもいないのに先入観で気持ちが行ったり来たりする場合も
少なくないでしょう。

1968年当時はもちろんインターネットも携帯電話もなく、情報も乏しく、
ほとんどの旅はぶっつけ本番。
それに1ドル360円もする時代ですから、筆者は費用を捻出するために
日系人が経営する葡萄農場や墓地などで働きます。

現在若くして政治的主張をされる方々も多いのですが
「海外へ1年渡航、放浪」と聞いても、筆者のような
苦労をされているか、人の下で必死で働いた経験はあるのか、
疑問に思うことがあります。


また、旅や国に限らず、身近に手早く知ることができるようになった情報は、
正確なようであやしい場合も多くあります。

なにを信じたらよいのか自信が持てなくなった場合は、
自分は過去の事実を振り返り、先人の方々が伝えようと
してくださることを受け止めるようにしています。
歴史の授業や講義で学んだのは、断片的で、テストに間に合わせるための
その場しのぎの史実でした。

今、おなじように迷っている方々にも、
「1968年のバイク世界一周旅行」お勧めしたいです。

だからといってタイトルにあるように、
バイクの免許を取ってバイクを買って、
ということを推奨するものではありません。
バイクはあくまでツールです。
それを活用して人々と交流したり内外のあらゆる場所を
旅したり、経験値を積んでいくための道具であり、
最終目標ではありません。

だからバイクが大好きで詳しくて、という方々には
少しもの足りない内容かもしれませんが、
読まれたあとは、もっと大切なことに気づく可能性も秘めています。

自分にはなにができるか、どのへんが限界なのか、
限界と思っていたところを越えることができるのか。

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できればレビューや書評がもたらす先入観に頼らず、
著者の方が伝えようとしてくださることを各々
しっかり受け止めていただきたいです。